香川県では、木造住宅の耐震化を促進するため、耐震技術者（建築士や施工者など）向けの講習会を開催しています。

そこで、この度、年間約1,200件もの耐震改修工事を行っている高知県（Ｈ28年度・参考：香川県118件）で耐震化の仕掛人となった、一般社団法人　高知県中小建築業協会　立道和男会長を講師に迎え、住宅耐震化事業の取組みなどについて学ぶ講習会を開催します。

当日は、金物・補強建材・補強設計の手法をはじめ、高知県の耐震補強で数多く採用され注目を集める「低コスト工法」について、ビジネス展開も含め詳しくお話を伺える良い機会です。多くの皆様の御参加をお待ちしています。

講　師

一般社団法人　高知県中小建築業協会　会長　立道　和男　氏
高校卒業後、大工棟梁の父の影響を受け、大工として数々の建物を手掛けています。（建築士、インテリアコーディネーター、宅建士、耐震診断士等の資格を保有）
阪神淡路大震災の復旧・復興に従事した経験から、高知県にＩターン後は、住宅の耐震化を中心に事業を展開し、行政との連携強化にも力を入れ、全国トップクラスの耐震改修先進県に尽力。現在は、高知県居住支援協議会　空き家対策部会事務局として空き家問題解決にも取り組んでいる。

講習内容

○高知県での住宅耐震化事業の取組みについて
○住宅耐震とビジネス展開について
○低コスト工法について
○設計士と施工業者のタッグについて　など